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COCO & CHIKUWA

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猫のブラッシングの頻度とやり方|嫌がるときの止めどき

猫のブラッシングの頻度とやり方|嫌がるときの止めどき
このページのまとめ

猫のブラッシングの頻度とやり方を、iCatCareの一次資料からまとめました。iCatCareは短毛種で最低週1回・長毛種で最低毎日を目安に、耐性は徐々に築くこと、逃げ場のない強制はしないことを案内しています。嫌がったときに中止すべき不快サイン9項目、毛玉(マット)にハサミを使わない理由、健康な猫を入浴させる理由はないという記述も出典つきで紹介。うちの2匹(ココ・ちくわ)は月1回で2匹とも嫌がる、特にお腹が難所という実際の様子も分けて添えました。

先に結論を書きます。猫のブラッシングの頻度は、iCatCare の目安では 短毛種で最低週1回・長毛種で最低毎日です。そして頻度以上に大事なのが、嫌がったら無理をしないこと。iCatCare は、ブラッシングへの耐性は徐々に築くもので、逃げ場のない状態で強制してはいけない、と案内しています。

この記事の守備範囲は、ブラッシングの頻度・やり方・止めどきです。iCatCare の一次資料を出典つきで紹介したうえで、うちの2匹(ココ・ちくわ)が実際にどうしているか——正直に言うと、うちは月1回で2匹とも嫌がります——は分けて書きます。

この記事は一般的な情報です。診断や治療の指南ではなく、獣医師の監修も受けていません。急に毛づくろいをしなくなった、皮膚に赤み・かさぶた・脱毛がある、ほぐせない毛玉がある、といった場合は自己判断せず動物病院にご相談ください。

ブラッシングの頻度の目安(iCatCare)

まず頻度から。iCatCare の「Grooming your cat」には、次のように書かれています(出典1)。

毛の長さ目安の頻度
短毛種最低週1回(at least once weekly)
長毛種最低毎日(at least daily)

長毛種で毎日というと大変に思えますが、毛が絡んで毛玉(マット)になってからほぐすのは、猫にとっても飼い主にとっても負担が大きいです。毎日少しずつ、が結局いちばん楽、という考え方です。

短毛種でも、抜け毛の多い時期や、自分でうまくグルーミングできなくなってくるシニア期には、もう少し回数を増やす意味があります。目安は目安として、その子の毛の状態を見ながら調整するのが現実的です。

この週1・毎日という数値は iCatCare の目安です。抜け毛の量や毛質は個体差があります。すべての猫にこの頻度が必須というわけではなく、絡まりやすい子はこまめに、という方向で読んでください。

大原則:徐々に慣らす・強制しない

iCatCare がくり返し強調しているのが、徐々に(gradually)慣らすことと、逃げ場のない強制はしないことです(出典1)。

ハンドリングやグルーミングへの猫の耐性は、徐々に築いていくことが大切だ。猫を、逃げる選択肢のないまま無理にグルーミング・撫でることは絶対にしてはいけない。

子猫のうちから、短い時間で少しずつ慣らしていくのが理想とされています。すでに大人の猫でも、時間をかけて「ブラシ=嫌なもの」にならないように進めます。獣医学会側の AAHA/AAFP も、陽性強化(ごほうび)で脱感作・拮抗条件づけを行い、嫌悪的な扱い・罰は常に避けるべきだとしています(出典2)。

コツは、セッションを短く・目標を小さく・ポジティブに終えることです。一度に全身をやりきろうとせず、「今日は背中だけ」「おやつをあげて終わり」くらいの気持ちで区切ると、猫も飼い主も消耗しません。

嫌がったら中止するサイン(9項目)

「徐々に」「強制しない」を実際の場面で判断するために、iCatCare は中止すべき不快のサインを具体的に挙げています。次のサインが出たら、その日は中止して、別の日に試すよう案内されています(出典1)。

  • 皮膚がピクピク波打つ
  • 尻尾を振る・叩きつける
  • 手やブラシのほうに急に顔を向ける
  • 体が固まる・緊張する
  • 耳が後ろに回る
  • 唇をなめる・唾を飲む
  • 頭を振る
  • 急に激しく自分の体を舐めはじめる
  • うなる・シャーと言う

これらが出ているのに続けると、猫はブラッシングそのものを嫌いになってしまいます。「今日はここまで」と切り上げる勇気が、長い目では慣れにつながります。

毛玉(マット)はハサミで切らない

長毛種や、シニアでグルーミングが減ってきた猫では、毛玉ができやすくなります。ここで iCatCare がはっきり注意しているのが、毛玉にハサミを使わないことです(出典1)。

  • 軽い毛玉は、指で根元から少しずつほぐす
  • ハサミは使わない(皮膚と毛玉の境目が見えず、皮膚を切ってしまう危険がある)
  • ほぐせない重度の毛玉は、動物病院で剃毛(鎮静・全身麻酔になることが多い)

毛玉は皮膚を引っ張って痛みの原因にもなります。指でほぐせないほど固まってしまったら、無理にハサミで、ではなく動物病院に相談してください。いちばんは、毎日〜こまめなブラッシングでそもそも毛玉を作らないことです。

お風呂は基本いらない

「猫もお風呂に入れた方がいいのか」と迷う人は多いですが、iCatCare の答えはシンプルです(出典1)。

猫が健康であれば、入浴させる理由はない(If your cat is healthy there is no reason to bath your cat.)。

猫は自分でグルーミングして体を清潔に保つ動物です。皮膚病で薬浴が必要、ひどく汚れた、といった特別な事情がなければ、基本的にお風呂は不要という立場です。日々のケアとしては、入浴よりもブラッシングで抜け毛・毛玉を取り、ついでに健康チェックをする方が意味があります。iCatCare も、グルーミングは耳・目・口・ノミ・しこりを確認できる健康チェックの機会だとしています。

うちの場合(ココとちくわのブラッシング)

ここからは、うちの2匹で実際にやっていることだけを書きます。きれいごとは書きません。

正直に言うと、うちのブラッシングは月1回くらいです。iCatCare の目安(短毛でも最低週1回)からすると、だいぶゆっくりなペースです。そして2匹とも嫌がります。特に大変なのがお腹で、ここは触らせてくれず難所になっています。

うちのやり方を「これでいい」と言うつもりはありません。むしろ iCatCare の目安からは頻度が少ないので、これから見直したい部分です。ただ、無理にお腹まで押さえつけてやると余計に嫌われそうなので、今は嫌がるサインが出たら切り上げる、という付き合い方をしています。

ここに書いたのは、うちの2匹(ココ・ちくわ)で実際にやっていることです(n=2の記録)。月1回という頻度は「これが正解」ではなく、うちの現状です。使っているブラシの種類など、確認できたことは今後この欄に足していきます。

まとめ

  • 頻度の目安は短毛週1回・長毛毎日(iCatCare)。個体差があるので毛の状態を見て調整(出典1)
  • 大原則は徐々に慣らす・逃げ場のない強制はしない。罰は避ける(出典1・2)
  • 不快のサイン9項目が出たら中止して別の日に。短く・ポジティブに終える(出典1)
  • 毛玉にハサミは使わない。指でほぐす、ほぐせなければ動物病院へ(出典1)
  • 健康な猫にお風呂は不要。ブラッシングで抜け毛・毛玉を取り健康チェック(出典1)
  • うちは月1回・2匹とも嫌がる・お腹が難所(うちの記録)

急にグルーミングしなくなった、皮膚に赤みや脱毛がある、といった変化は病気のサインのこともあります。気になるときは動物病院へ。お手入れつながりで、爪切り編にもうちの様子を書いています。長毛や被毛の特徴は猫種でも変わるので、ブリティッシュショートヘアマンチカンのページもあわせてどうぞ。

くり返します。この記事は診断・治療の指南ではありません。急に毛づくろいをしなくなった、皮膚に異常がある、ほぐせない毛玉があるといった場合は、自己判断せず動物病院にご相談ください。

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よくある質問

猫のブラッシングはどれくらいの頻度でやればいいですか?

iCatCareは、短毛種は最低週1回(at least once weekly)、長毛種は最低毎日(at least daily)を目安に案内しています。長毛種は毛が絡んで毛玉になりやすいので、こまめなケアが必要とされています。ただしこれは目安で、抜け毛の量や毛の状態は個体差があります。うちの2匹は月1回くらいですが、これはうちの記録で、目安どおりにできているわけではありません。まずはその子の毛の状態を見ながら、絡まりやすいなら回数を増やす、という考え方が現実的です。

猫がブラッシングを嫌がります。どうすればいいですか?

iCatCareは、ブラッシングへの耐性は徐々に(gradually)築くもので、逃げ場のない状態で強制してはいけないと案内しています。皮膚がピクピク波打つ、尻尾を叩きつける、耳が後ろに回る、唇をなめる、うなる・シャーと言うなどの不快サインが出たら、その日は中止して別の日に試すのがすすめられています。セッションは短く、目標を小さく、おやつや賞賛でポジティブに終える。うちの2匹も嫌がるので、無理に全身をやろうとせず、できる範囲で切り上げています。

猫の毛玉(マット)ができたときハサミで切ってもいいですか?

iCatCareは、毛玉にハサミを使わないよう明確に案内しています。皮膚と毛玉の境目が見えにくく、皮膚を切ってしまう危険があるためです。軽い毛玉は指で根元から少しずつほぐします。ほぐせない重度の毛玉は、動物病院で剃毛してもらうことになり、多くの場合は鎮静や全身麻酔が必要になります。毛玉ができやすい子は、そもそも作らないよう日頃のブラッシングで予防するのが基本です。

猫をお風呂に入れる必要はありますか?

iCatCareは「健康な猫を入浴させる理由はない」とはっきり書いています。猫は自分でグルーミングして体を清潔に保つ動物なので、基本的にお風呂は不要という立場です。汚れがひどい、皮膚病で薬浴が必要、といった特別な事情がある場合は別ですが、その判断は動物病院に相談してください。日々のケアとしては、入浴よりブラッシングで抜け毛や毛玉を取り、健康チェックをする方が意味があります。

出典

  1. International Cat Care『Grooming your cat』(短毛週1・長毛毎日・徐々に慣らす・中止すべき不快サイン・毛玉にハサミ禁止・健康な猫の入浴は不要/2026-07-05確認)
  2. 2021 AAHA/AAFP Feline Life Stage Guidelines(陽性強化でグルーミングを受け入れさせる・脱感作と拮抗条件づけ・嫌悪的扱いと罰は避ける/2026-07-05確認)